>国語塾、国語専門塾、鈴木国語研究所のこだわり。「記述力」か「表現力」か?
まず、受験で試されるのは、課題に対する思考内容です。感情などは試されません。次に、記述力は、文字通り、記し述べる力ですから、受験の記述力とは、思考内容を記し述べる力と定義できます。また、表現力は、文字通り、表し現す力ですから、受験の表現力とは、自己の思考内容を表し現す力と定義できます。受験においては、思考内容を記し述べるということは、答案用紙上に思考内容を表し現すことであるわけですから、記述力と表現力は、受験という場面では、同じ意味を持つと言えます。ただし、一般的に見れば、記述力は文字を手段とするのに対し、表現力は、文字・話・身体演技・絵画・造形・音楽など多様なものを手段とします。したがって、表現力は記述力よりも広い概念です。受験で試されるのは文字を手段とする表現力ですから、表現力の中の記述によるものです。これを記述表現力と呼ぶことにします。記述表現力は記述力とイコールです。ところで、塾のキャッチフレーズなどでは、「表現力」という言葉を見かけることが多いのですが、この「表現」という言葉の内容は、その塾の目的とする指導範囲に即して概念構成されたものなのでしょうか?極めて当たり前のことであるのですが、概念は定義されなければ、判断と推理という論理の前提となりえません。鈴木国語研究所は、国語塾、国語専門塾という看板を掲げる以上、「表現力」という広く解される危険のある概念よりも「記述力」というより限定性の高い概念を適切として選択しているわけです。
国語塾、国語専門塾、鈴木国語研究所は、進学を目的とする国語塾、国語専門塾、ですので、昨今の日本語ブームや教育論には、受験に必要な限りでしか関心を持ちません。もっとも最近の教育論には感心せず、寒心に堪えない、という意味で関心があるのですが…。そうです、この点に関しては、たかが国語塾、国語専門塾でも黙っているわけにはいきません。
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